何からはじめていいのでしょう?
これから埼玉県で注文住宅をお考えの方には気になる事があります。今年に入り、金利の上昇が始まるのでは・・!?住宅の価格はどこまで値上がるのだろう・・。そもそも住宅ローンを組めないような気がするんだけど! その結果、家づくりをあきらめて賃貸のままでいようか!?このような事をご夫婦で話し合いをされているかもしれません。でもあきらめないでください。
一つ一つこれらの不安要素を検証して改善していきましょう!
これからの世の中の大きな流れを知る前に!
今後、国が進める住宅の方向性や方針はどのようになってゆくのか、を確認したいと思います。日本の住宅事情の大きな流れがどのようになるかを知る事はとても大切です。国や自治体が方針を打ち出すためにはその目的があります。国の生活者の需要や、そこに隠れている問題点を改善するために指針をつくり法律を整備していきます。
今までの住宅の問題点とは?
長らく住宅などの住まいで潜在的な問題となっているのは古い住宅で起きているヒートショックの事故と死亡率です。冬になると良くニュースで聞く事も多いと思います。驚くのはその死亡率です。なんと交通事故で亡くなる方を大きく超えています。原因は室内環境の温度差です。断熱性が低い住宅の場合、暖房の効いた暖かいリビングから底冷えのする寒い廊下を通り浴室に行きます。脱衣室で衣服を脱ぎ40度超の浴槽に入った途端、心臓には急激な負担がかかります。その時事故にあう危険度はマックスになります。今までの古い家は実は交通事故よりも危険な場所だったのです。
このようなケースから住宅の断熱性能を向上するために今では住宅建築にクリアーすべき基準と推奨するための助成が設けられています。住宅価格が上昇するのはこのような事も要因の一つです。住まいに健康と安全が確保されれば病院に行く機会も減り、費用が抑えられる事で、ライフプランニングの上ではかえってコストダウンにもなるのです。これらの問題を一つ一つを確認してい事で住宅取得コストの上昇分は十分にカバーできるのです。
これからの家づくりを支える環境は?
エネルギー資源を輸出でまかなう日本、世界的な温暖化防止の二酸化炭素削減の目標達成に向けて自然エネルギーを取り入れる方向性です。住宅に設置する太陽光パネルの自家発電や蓄電池の設置なども推奨されるようになっています。東京都では既にスケジュール化しており今後義務化に進んでいきます。これから注文住宅を造ろうとお考えの方に大きなコスト負担となるお話ですがこちらもエネルギー価格が上昇する中、電気を自家発電する事により家計の光熱費を抑制する効果があります。
これらはまだ始まったばかりの政策で、私達が大きくメリットを受けるには環境整備法整備など時間がかかります。中長期的には住宅を購入される方々にメリットが大きいと思います。とは言っても家を持つって大変だな・・。心理的に重く感じてしまうかもしれません。気分がグッと下がるお話ですね。では国は皆様が住まいや注文住宅を買えないように意地悪をしているのでしょうか?決してそのような事ではないのでご安心ください。
住宅購入を支える様々な政策
日本では自動車業界と住宅産業は働く人の人口などからも国民の生活に大きく影響のある産業といわれています。そのために住宅を建築、購入される方へ様々な補助金などの応援をしています。住宅を購入される方々が安心して快適な生活をおくれるように住宅の性能を上げるための規制と方向性を示しているのです。先程の事例のように住宅を買う、注文住宅を建てる方々が断熱性能や構造など専門分野でわからないところを行政がしっかりと規制してカバーしています。
ヒートショック対策(断熱対策)や再生可能エネルギー(太陽光パネルなどの循環型エネルギー)対策を行った住宅はとても暮らしに優しくその対価を支払ったとしても十分に納得のいく家、住宅、注文住宅になります。
家、住宅はどれをえらびますか?
このコラムを読んでいらっしゃる方は真剣に住宅購入を検討している方だと思います。では皆様はどのような形で住まいをご検討されているのでしょうか?
新築の建て売りでご検討?注文住宅でご検討?中古住宅でご検討?それともマンションでご検討?どうでしょうか?
ライフスタイルにこだわりのある方がご検討でしたらきっと注文住宅ですよね。生活のスタイルから家のデザインまでしっかりとしたコンセプトと理想が有る事でしょう。希望の家具や照明器具、住宅の設備もその住まいに合せてコーディネートまでお考えだと思います。
住む地域やご予算を最優先ご検討であれば建て売り住宅を数ある中からお選びになるのかもしれません。
ご予算重視であれば中古住宅をリフォームもしくはリノベーションなのかもしれません。戸建よりマンションが良い方いるかもしれません。戸建てとは違ったメリットがあります。
家の取得コストから考えてみると
ではそれぞれのケースでランニングコストを含めた総費用にはどの程度の差があるか考えてみませんか?
初期購入の検討段階では購入コストは高い、安い、の金額の差が有ります。ところが住宅ローンを組み生活のランニングコストまで比較すると、皆様がご検討する様々な住宅の種類でもそれほど変わらないのが現実です。費用の発生するタイミングは違ってきますが総支払額はそれほど変わりません。そんなことはないでしょ!とお思いになるかもしれませんがそれが現実です。例えば建売住宅を購入した場合、外壁などのリフォームの修繕計画は早ければ10年目になります。コストを徹底的おさえて造る建売の住宅は1回目の修繕時期は間違いなく早めに来るでしょう。
中古住宅でリフォーム、リノベーションした場合は初期段階で希望が大きくなり過ぎて予定のご予算よりも費用をかけてしまうケースも良くあります。断熱性能や構造が数十年前のままですとリフォームして綺麗になった住宅は住み始めたら冬は寒いね~、など断熱の話なんて知らなかった。と後悔する事もあり得ます。マンションはインフレの結果、修繕費の上昇、管理費の値上がりで住宅ローンとダブルでランニングコストが大幅にアップしています。予期せぬ支払いの上昇は家計に大打撃となってしまいます。このような事が無いように情報の収集と検討はしておきたい事です。
注文住宅で出来る事
注文住宅で御検討されるのであれば、ご予算をしっかりと決めてご希望の間取りや計画。どれでも予算をオーバーするのであれば建築面積を抑えつつ性能はキープ。このような計画をする事で初期費用を抑える事も可能です。夢の新居に引っ越して新しい生活が始まる。新居での生活を心地よく感じるためには新築住宅の見えない構造や断熱性能はとても大切です。
新しい住宅の生活にどのような未来を描きますか?!
ここでは注文住宅にしぼってもう少し掘り下げてみたいと思います。世の中には様々な注文住宅を造る会社が存在します。それぞれ特徴がありますが、選ぶ際に外してはいけないポイントは住まいの快適性や心地良さだと思います。特に心地よさなどは見えるものではないだけに伝わりにくいものです。デザインなどの流行はその時は良いですか時代と共に必ず変化します。特に住宅の場合、数十年もの間暮らすのですから大切なポイントを外してしまうと住宅ローンを返済するモチベーションが下がってしまいます。
大切な家づくりのパートナー
注文住宅を造り住み始める。このワクワク感をいつまでも感じ続けるためにはご自身、ご家族の想いをぶつけてしっかりと受け止められるパートナーとなる工務店が重要です。埼玉県草加市の工務店、家はシェルッソではこのような心地よさを大切にして家づくりを行っています。情報があふれている時代、デザインや住宅の情報は過剰なほどあふれています。家づくりからその後の流れまで正しく導いてくれるような情報はとても少ないように感じます。
家、住宅、注文住宅を具体的にご検討するならこれから造る、住む家でどのような生活をしたいのかをイメージしてみてください。しっかりと相談できるパートナー(家づくりの工務店など)(営業ではない。)と構造などの専門的な事を少しで良いので理解できるように学ぶ。そしてあなたや御家族がどのような心地よさ、性能の住まいを望んでいるのかをしっかりと知る事が大切です。
希望の注文住宅で素晴らしい近未来の生活を満喫!
その先には必ず私、私達が欲しい家はこれだという想いがはっきりと見えてくるはずです。心地良い家、住まいにあなたが住むとき、ご近隣から必ず歓迎のまなざしで迎えられる事でしょう。今までもそのような場面に何度となく立ち会ってきました。
ぜひ、家づくりをスタートしてください。応援しております。