一戸建てのマイホームを購入する際、庭を取り入れるか迷いますよね。 今回は、庭付き一戸建てのメリットとデメリットを紹介します。
庭付きのメリット
庭は、用途や好みに合わせてデザインして使える自由度の高いスペースです。
住宅街など建物が密集している地域では、庭があることで隣の建物との間にスペースを設けることができ、さまざまな有効活用法があります。
メリット① 開放感溢れる家で暮らせる
庭を設けることで、部屋の日当たりや風通しが良くなります。
窓を開けたらすぐに隣家の窓が見え、近所に音や気配が筒抜けという事態を避けることもできるため、プライベートを保ちながら、開放感のある暮らしが実現できます。
メリット② 家庭菜園ができる
草木と花々で四季の移ろいが感じられるガーデニングや、家庭菜園ができるのも大きなメリットです。
丁寧に育てた植物や野菜が育つ様子を見て、心身ともにリラックスし、達成感を味わうことも。 お子様と一緒に野菜を育てることで、好き嫌いを克服するなど、食育の一環としも活用できます。
メリット③ 子どもと外で安全に遊べる
庭は、子どもの遊び場としても最適です。
公園に行かなくても走り回れたり、夏はビニールプールで遊べたり、のびのびと遊べる場所が増えます。住宅の敷地内に遊び場があることで子どもに目が届きやすく、安心して暮らせます。
メリット④ ペットもストレスフリーに生活できる
ペットにとっても、庭の有無は大切なポイントの1つとなります。しっかり囲いをすれば、ペットを走り回らせることも。外で遊べる場所があると開放的でストレスを発散することができます。
メリット⑤ 来客の際に便利
庭付きの場合、来客の時にも便利です。
ホームパーティーの際、バーベキューができ、開放感のある空間でリラックスした雰囲気の中、一緒に時間を過ごすことができます。
庭付きのデメリット
庭付きの一戸建ては自由度が高く、さまざまな用途として使えますが、手入れやコストなど、デメリットもあります。
デメリット① 防犯面に懸念が残る
庭付きにする場合、プライバシーの確保と防犯対策が必要です。
敷地の境界に柵や丈のある木々、フェンスなどを配置すると、外から敷地内の様子を見られる心配が軽減できますが、窓は防犯ガラスに変えるなど、外部から侵入されないよう対策することが重要です。
デメリット② 手入れに時間と費用がかかる
庭をきれいな状態で維持するためには、定期的に手入れする必要があります。時間と労力がかかるため、仕事が忙しい人にとっては負担と感じるかもしれません。また、肥料や土、芝刈りなどの費用や水道代など維持費もかかります。
デメリット③ 土地が広くなる分コストが増える
庭を大きめに作ろうとすると、その分家のスペースを狭めることになるため、ある程度の広さの土地が必要です。コスト面を考慮すると都市部では条件に合う広さの土地がなく、郊外を選ぶ人もいます。
まとめ
庭の活用にはさまざまなバリエーションがあります。
明確な目的があれば、取り入れるのがベストですが、デメリットも把握した上で検討すると良いでしょう。