新築のマイホーム!家具・家電はどうする?購入費用の目安は!?

新築のマイホーム!家具・家電はどうする?購入費用の目安は!?

新築で家を建てるなら、家具や家電も一新して新生活をスタートさせたいものですよね。家具・家電を一式買いそろえるとなると、まとまった金額が必要となります。どれくらいの費用がかかるのか、あなたも気になるのではないでしょうか。新築住宅に引っ越す際の家具・家電の購入費の目安や、安く抑えるポイントなどを、自然素材の注文住宅を手がける家づくりのプロ、家はシェルッソが紹介します。

平均引っ越し費用は新築の一戸建てで201万円

カーテンやエアコン、照明器具、家具など、耐久消費財の購入や引っ越しにかかる費用は、以外と大きな出費になります。

住宅金融支援機構が2015年に発表した住宅取得に係る消費実態調査によると、住宅建築・購入後、概ね1年以内に購入した耐久消費財の平均的な金額は、一戸建て(新築)で201万円、建売住宅で105.1万円、新築分譲マンションで85.9万円、新築持家系総合で152.8万円、中古住宅で71.1万円となり、住宅建築に伴う平均引越費用は新築持家系総合で16万円、中古住宅で19.1万円でした。

品目別に購入世帯比率を見ると、カーテン(58.2%)が最も高く、照明器具(55.3%)、エアコン(37.2%)、じゅうたん・カーペット(34.3%)、ベッド・ソファーベッド(31.3%)テレビ(31%)、リビングセット(30.6%)、ふとん(29.8%)、冷蔵庫(28.9%)の順となっています。

1世帯当たりの平均購入額が上位である品目を抽出し、世帯主年齢別に分析した結果、カーテンやベッド・ソファーベッド、リビングセット、ダイニングセットなどについては、年齢が上がるにつれ金額が高くなる傾向が強いことが分かったそうです。

また、エアコンや照明器具、冷蔵庫および温水洗浄便座も年齢が上がるにつれ金額が高くなる傾向にある一方、それ以外については、年齢との相関はありませんでした。

必要経費として、耐久消費財の購入費用も忘れずに住宅購入の資金計画の予算に加えておきましょう。

必要な家具・家電の予算を決める

家電量販店などに訪れると、さまざまな商品がそろい、ワクワクしてあれもこれもとつい余計な物を購入してしまいがちに。そこでおすすめなのが、買い物リストを作ること。必要な物の優先順位をつけ、家具や家電を購入した後に手元に残る貯蓄の額も考えながら、しっかり予算を決めておくことがポイントです。

特に金額の高い、冷蔵庫や洗濯機、テレビ、エアコンなどの大型家電はすぐに買い替えるべきか、買い足しが必要かを考えてから予算に組み込みましょう。現在の住まいから持って行ける物は無理に買い替える必要はありません。できるだけ新しく購入するものを減らすことを心がけましょう。

足りない物や必要不可欠な物を考える

旧居から新築住宅に引っ越す場合、部屋数が増えるというケースが多いため、増えた分の部屋に取りつけるカーテンや照明器具、エアコン、家具などが必要になります。

予算の許す限り、手持ちの家具や家電を新品に買い換えたいと思いますが、まずは足りないものをそろえることから始めましょう。旧居から持って行く物を考え、足りない物は何か、追加で購入しなければならない物をピックアップすることが大切です。せっかく新居に引っ越したのに、家族がそろって食事をする場所や、寝具がない!なんてことにならないように、最低限の物は引っ越し前にそろえておくことをおすすめします。

費用を抑えるコツ

夢のマイホームで新生活をスタートさせるにあたり、「せっかくだから家具や家電も、良い物をできるだけ低価格で購入して長く使いたい!」とコスパの良さを重視する人も多いでしょう。新築住宅の家具や家電をお得に買いそろえるコツを紹介します。

家具・家電は季節の変わり目がお買い得

あなたも季節の変わり目に、家電量販店などで商品の入れ替えセールが開催されているのを見かけたことがあると思います。冷暖房器具などは、季節の初めに新商品が発売されるため、発売の翌年には型落ち品になるため、引っ越しの時期がうまく合えば、季節の変わり目のセールをねらうのも良いですね。

複数の家電を購入する予定があるのなら、大型家電量販店でまとめ買いをすると値引きのチャンスがあることも。その場合、価格帯の相場を調べてから交渉するとスムーズです。

また、季節の変わり目だけでなく、店舗のリニューアルに伴う商品の入れ替えセールなどもねらい目です。気になる商品がある場合は、家電量販店の広告やインターネットなどで情報をチェックしましょう。

ネットショップは、手軽に最安値を検索できるので便利です。サイトによってクーポンや期間限定のセール、ポイントアップキャンペーンなどを実施していることもあるので、下調べをしてお得な時期に入手することをおすすめします。その場合、大型家電や家具などは送料や取り付け費用に注意してください。現在使用している家具や家電の引き取りが可能かどうかも確認しておくと◎。

アウトレットを上手に活用

新品の家具や家電が欲しいけれど、最新型でなくても良いなら、アウトレットの商品を取り扱う店舗での購入がおすすめです。

アウトレットモールや家電のアウトレット店、家具メーカーの展示会などがねらい目です。展示品だった物が安くなっていたり、ちょっとした色落ちや傷がついている物が通常価格より大幅に値下げされていたりします。少しでも費用を抑えることができれば、予定よりも1つプラスして家具や家電を新しくすることが可能です。

家具店の展示会や、さまざまなメーカーが集まる展示即売会などは、豊富な種類の家具を見ることができるため比較検討できる上、新築で住宅が完成するまである程度の期間取り置きをしてくれる場合も。欲しい物が定まっている場合は、配置する場所のサイズを測ってから足を運ぶようにしましょう。アウトレット商品であることに納得できるのであれば、賢く費用を調整することができます。

リサイクルショップを活用

家具・家電の売却や購入のために、リサイクルショップを利用するという方法もあります。新しい物に買い替える場合、まずは手持ちの物を売却するというのも1つの手段です。

リサイクルショップでは、アンティーク家具がリーズナブルな価格で販売されていることもあります。味のあるおしゃな家具を探してリサイクルショップを利用するという人も多いようです。リサイクル商品の場合、一点物なので即決しないと手に入らない可能性はありますが、掘り出しものを探すのもリサイクルショップでの楽しみの1つと言えます。

また、子ども用の収納家具など、短い期間しか使わないような物の場合、新品でなくリサイクルショップできれいな物を購入するのも良いでしょう。リサイクルショップで購入した物をDIYで自分好みにリメイクするのも素敵ですね。

まとめ

新築住宅で生活をスタートさせるまでにやらなければならないことがたくさんありますが、費用の中でも見落としがちなのが家具・家電の購入費です。家づくりの総予算に忘れず組み込み、計画しましょう。

家具・家電の購入費用を少しでも抑えるためには、事前に予算を決め、現在使用している物を持って行く、家電量販店やネットショップ、アウトレットなどを上手に活用する方法などがあります。悩みすぎて失敗しないためにも、あえて後から家具や家電を買い足していくのも1つの手段です。上手に買い物をして理想の家づくりを実現させましょう。

家づくりに関するアドバイスやご提案はもちろん、埼玉県草加市で自然素材の注文住宅を建てるなら、家はシェルッソにご相談ください。