新居への引っ越しで広さがアップする空間を上手に活用する方法

新居への引っ越しで広さがアップする空間を上手に活用する方法

新居への引っ越しに伴い、居住スペースが広くなるのはうれしいことです。注文住宅の場合、寝室にウォーキングクローゼット、キッチンの近くにパントリーを設置するなど、収納スペースを大幅にアップすることはもちろん、玄関や階段の踊り場などを広めに設計することも可能です。しかし、新居が完成し、いざ引っ越してみたら、スペースをうまく活用できていないということも。今回は、自然素材の注文住宅を手がけるカーサ・シェルッソが、新居での上手な空間の使い方や、デコレーションのポイントなどを紹介します。

デッドスペースを活用しておしゃれな空間に

アレンジ次第で部屋を隅々まで最大限に使うことはできますが、配置する家具の種類やサイズによっては、デッドスペースになってしまうことがあります。ほとんどの部屋には「角」が存在し、それをどう使うかによって、見え方や室内でのくつろぎ方が変わると言っても過言ではありません。

部屋の角にコーナーインテリアを

部屋のサイズに合わせて角を収納スペースとして使うことで、フリースペースを確保することができ、まとまりのある広々とした空間を作ることができます。また、家具を部屋の一角にレイアウトし、目的に沿った空間として有効活用する方法も。角や壁を利用して家具の向きを変えることで、同じ室内を区切るように使うことができ、快適に過ごせる、魅力的なコーナーインテリアとなるでしょう。

広い部屋の場合は、あえて角には家具を置かず、コーナーインテリアを楽しむゆとりのある空間を作ることがおすすめです。デッドスペースには、少し背の高い飾り棚やおしゃれな照明を飾ることで、視線を高くし、目を引くフォーカルポイントとしておしゃれに演出することができます。

リビングの場合、部屋の角に沿ってコーナーソファをレイアウトすることで、スペースを有効に使うことが可能です。スペースに合わせて、コーナーにサイドテーブルや、背もたれに角度のあるラウンジチェアを置くことで、インテリア性もアップするでしょう。

照明や観葉植物はコーナーインテリアのポイントに

快適にくつろげる時間を過ごすためには、便利でおしゃれなインテリアアイテムを取り入れると良いですね。リビングでは、空間の隅々まで明るく照らすフロアランプを採用したり、コーナーに間接照明を設置したりするなど、実用的なアイテムを選び、魅せる空間作りを心がけてください。

ソファやテーブル、テレビなど大型家具が多いリビングでは、家具との間を埋めるグリーンがインテリアのポイントに。家具と家具の間や、壁際、部屋の角に観葉植物を取り入れることで、癒しの効果や彩りが加わります。リビングに新鮮な印象を与え、シンボルツリーがあることで、部屋全体の印象が変わることも。お好みで花や絵画、雑貨を飾るのもおすすめです。

用途に合ったワークスペースを取り入れる

注文住宅なら、好きな場所におしゃれなワークスペースを作ることができます。あなたも、新居で賃貸住宅では確保できなかったワークスペースを採用してみてはいかがでしょうか。自宅で仕事をする機会が増えた場合でも、マイホームにワークスペースがあれば快適に過ごせます。仕事の他にも、お子様の学習スペース、パソコンなどの作業スペース、趣味を楽しむ空間として活用することが可能です。

ワークスペースにおすすめの空間

家族みんなで使うなら、LDKの一角にワークスペースを設けることをおすすめします。リビングやダイニングの一角にワークスペースがあれば、お子様やペットの気配を感じながら仕事ができるというメリットがあります。お子様がワークスペースで勉強している時に、その様子を確認できるのもうれしいですね。ワークスペースの用途が多いのであれば、家族が集まりやすい場所に作りましょう。

落ち着いた静かな空間で仕事をしたいなら、寝室内にワークスペースを確保すると良いですね。個室なら集中して作業ができ、オンライン会議などがあっても音や背景が気になりません。お子様が出入りする空間でなければ、資料の管理なども心配無用です。これから先も在宅ワークが主流になる場合は、集中できる空間に個室のワークスペースを作っても良いのではないでしょうか。

ワークスペースに必要な広さは?

パソコン作業をするだけなら、1畳より小さな空間でもワークスペースになります。幅70cm程のカウンターを取り付けて、座りやすい椅子を置くだけでも十分です。広めのワークスペースを望むなら、2~3畳くらいがおすすめです。それくらいのスペースを確保できれば、カウンターだけでなく収納棚を採用することができ、パソコン以外にもプリンターや資料などを置くことができます。

ワークスペースは、さまざまな空間に作ることが可能です。家族みんなで使用するのか、1人で集中したい時に使うのかを考え、採用する空間を選んでください。また、どのくらいの頻度でワークスペースを使うのかも重要なポイントです。使用頻度が少ないのなら、仕事以外の用途でも使える空間にした方が良いでしょう。使う人・時間・頻度を考慮して、最適な場所にワークスペースを作ってください。

和室の活用法

注文住宅を建てる際、「和室があった方が便利かも」と、リビング横などに和室を設ける人も多いようです。しかし、使い方がわからず結局物置になってしまうことも…それは非常にもったいないです!和室は家具をたくさん置かなければ、必要に応じてさまざま用途がある、使い勝手のよい便利な部屋になるので、あなたとご家族に合った和室の使い方を知っておくと良いですね。

お子様のプレイスペースに

例えば「お子様のおもちゃの収納場所に困っている」「子どもが走り回って転んでしまっても痛くない所で遊ばせたい」「布団がさっと敷ける子どものお昼寝スペースが欲しい」など、小さいお子様がいる場合、便利に活用できます。和室に押し入れがあれば、おもちゃや布団の収納場所が確保でき、スッキリと保つことも。また、畳はフローリングよりクッション性があるのでお子様のプレイスペースにぴったりです。お雛様や五月人形など、季節のデコレーションを楽しむのも良いですね。

普段は家事スペース、来客時は客間として活用

洗濯物の整理やアイロンがけ、裁縫などの作業で道具を広げる場合、和室があれば便利です。普段は、家事スペースや、ヨガやクラフトなど趣味を楽しむ部屋として使い、親せきや友人など、自宅に大勢集まることがある際は、和室を客間として利用するのがおすすめです。宿泊してもらう場合も、プライベート空間を提供することができます。

まとめ

新居が完成し、いざ引っ越してみたら、スペースをうまく活用できていない!ということにならないためには、家具の配置を考慮しデッドスペースを活用したり、照明や観葉植物などをコーナーインテリアのポイントにしたりするなど、空間を上手に使うように工夫しましょう。

用途に合ったワークスペースを作るのも良いですね。広めのワークスペースを望むなら、2~3畳くらいがおすすめですが、パソコン作業をするだけなら1畳より小さな空間でも十分です。使う人・時間・頻度を考えて、家族にとって最適な場所にワークスペースを作ってください。

和室は、お子様のプレイスペースや家事スペース、来客時は客間として活用することができます。季節のデコレーションを楽しんだり、趣味に活用するスペアルームにしたり、アレンジ次第でその用途は無限大です。

家づくりに関するアドバイスやご提案は、埼玉県草加市にあるカーサ・シェルッソにお任せください。自然素材の注文住宅を手がける工務店として豊富な実績を持ちます。あなたの理想の家づくりを一緒に実現させましょう。

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