一軒家は、マンションなど集合住宅と比べセキュリティが万全ではないため、空き巣の被害に遭ってしまう可能性が高いと言われています。あなたの大切な家族と安全・安心な暮らしのために何ができるでしょうか。今回は、お金をかけずにちょっとした工夫でできる、戸建てにおすすめの防犯対策を紹介します。
対策① 外出時も電気をつけておく
室内の電気がついていると、住人が家の中で活動していて忍び込むのはリスクが高いと思わせることができ、空き巣の侵入盗からねらわれにくくする効果が期待できます。
電気をつけていても、室内が見えてしまうと住人が不在だとわかってしまうので、中が見えないように必ずカーテンは閉めておきましょう。
対策② 玄関や裏口に靴を多めに配置
玄関に男性用の大きめの靴を並べておくのも、手軽にできる防犯対策の1つです。ベランダや裏口にも大きめサイズをはじめ、多めに靴を置いておくとことで人の気配があることがアピールできます。
対策③ 必ず戸締りをする
ちょっとした外出でも戸締りは必須です。帰宅したら鍵を開けっぱなしにせず、すぐに閉めましょう。
空き巣の侵入経路のうち、鍵がかかっていない場所からの侵入は、ガラスを割って侵入するのと同じくらい多いそうです。玄関に入ったらまず鍵をかける習慣をつけましょう。
対策④ 近所付き合いをする
防犯対策というと、個々の家で行うことだと考えがちですが、地域の人の協力やつながりが重要です。
すれ違った時に顔を合わせてあいさつを交わすだけでも大きな違いがあります。近所付き合いを増やしていくことは、すぐにでも始められる防犯対策なので、ぜひ実行してください。
対策⑤ 郵便物を溜めない
留守が多いと思われないように、ポストの中に郵便物が溜まらないよう心がけましょう。また、SNSを利用する場合は、住居や生活スタイル、休暇の予定などの情報発信に注意が必要です。
対策⑥ 貴重品を隠しておく
現金や通帳、キャッシュカード、宝石、貴金属、パソコン、ブランド品など、空き巣にねらわれるものはたくさんあります。貴重品は、そのまま持ち去られないようにアンカーなどで固定した防盗金庫の中や、重い家具の下、屋根裏や天井裏、銀行の貸金庫の中など、簡単に見つからない場所に隠しておきましょう。貴重品を1箇所にまとめて保管しないように気をつけることも大切です。
対策⑦ 家の周りを片づけて死角をつくらない
家の周辺に物が多いと、侵入窃盗犯の足場にされたり、身を隠す際に使われたりする可能性があります。家の周りの整理整頓は、お金をかけずに手軽にできる有効な防犯対策です。すっきりとした暮らしにもつながるため、ぜひ実践してください。
対策⑧ 植栽の剪定をする
外構や庭の植木は低くし、枝は透いて、道路から侵入口となりやすい窓や勝手口などが見えるようにすることをお勧めします。垣根は表からの死角を作らないようにし、トゲのある低木などにすると良いですね。
まとめ
引っ越しなど住環境が変わる時は、防犯対策を見直す良い機会となります。家族みんなの意識を高め、防犯対策に取り組みましょう。